99.9%という品質
各種検査・成績書発行までの
一貫生産体制
当社では自動車などの部品製造にも携わっていることから、早くからISO9001を取得し、徹底した品質管理体制を構築しています。さらに日本海事協会など複数の機関から公的認証を受け、原子力プラント向けの製造認証も取得。そのなかで社員の2割以上が非破壊検査資格を取得しています。
鍛造品の製造や加工はじめ、品質管理にも力を入れ、材料検査から各種成績書の発行まで幅広いニーズにお応えしています。
ハイレベルな検査技術で
品質管理を徹底
品質保証グループでは熱処理手配、非破壊検査、材料検査、切断作業、出荷作業など、おもに全工程のサポートを行っています。なかでも非破壊検査では超音探傷波検査、浸透探傷検査、磁粉探傷検査など、ぞれぞれの製品や規格に沿った方法で製品内部の傷の有無を一つずつ手作業で確認しています。
例えば、当社が扱うフリー鍛造品は多い時で60個。暗い検査場でブラックライトを照らして製品をくわしく調べていくので、かなりの集中力が必要になります。製品内部の目に見えない傷は検査に携わった本人にしかわかりません。重大事故につながる原因を未然に取り除き、安全性を担保するその責任に大きなやりがいを感じています。
信頼できる「草川ブランド」で
ファンを増やす
検査で傷が見つかった場合、原因を明らかにするのも重要な役目。とくに職人の熟練度を要するフリー鍛造は材質の加熱から成形までの工程時間が長く、加熱温度が低下していく過程で製品内部の割れや開口キズが発生しやすくなります。
さらに材質自体に問題が見つかることもあります。原因を探っていく中で現場の苦労を理解することはもちろん、再発防止に向けたお互いのスキルアップにもつながっています。
また、お客様に求められるレベルが年々高くなる中で、あらゆる要望や課題に柔軟に対応できるよう常に広い視野を持つように心がけています。当社の仕事は、機械操作を中心にシステマチックに行われているように見えるかもしれませんが、実は「人」の力が大半を占めています。
当社を一言で例えるなら「和の料理人」。素材の持ち味を活かして、職人の手で生み出す高品質の製品を「草川ブランド」としてスピーディーにお届けするのが当社の強みです。これからも現場とお客様の‘橋渡し役’として、草川のファンを増やしていきたいです。