Professional

100年の技術を継承

製造部 工場長補佐 U・M

総合的な技術のレベルアップに
つながる「多能工化」

困ったことは草川に聞け」と常に頼りにされる問題解決・提案型企業をめざす当社では、鍛造から後工程、各種検査、成績書発行までの一貫生産体制で、お客様のさまざまなニーズに対応しています。

それに伴い製造部では「多能工化」を推進し、多種多様な部品・製品をだれでも、いつでも、どこでもフレキシブルに製造できる体制を整えています。

多能工化は、納期対応や安定量産を可能にするとともに、社員は「フリー鍛造」「型打鍛造」など、日々異なる技能を磨くことができ、総合的な技術のレベルアップにつながっています。

一人ひとりの持ち味をいかす指導で
社員の才能を伸ばす

製造部の平均年齢は32歳と若く、モチベーションの高い社員が揃っています。そのなかで、安全管理はじめ、納期や製品に合わせた人の最適化、さらに創業100年という長い歴史の中で培ってきたノウハウをあらゆる場面で次世代に伝えていくことが私の役目です。

材質管理、温度管理といった教科書的な学びもありますが、鍛造の技能については身体で感覚的に習得するものがほとんど。とくに職人技が求められるフリー鍛造などでは、先輩職人によるマンツーマン指導で固有技術の継承に力を注いでいます。

多彩な技能を習得していく過程では、社員それぞれに得意・不得意があります、日々順調に技能を上げていく社員もいれば、数ヶ月後に飛躍的に成長する社員もいて習得スピードもさまざまです。

時に忍耐をもって成長を見守りつつ、一人ひとりの持ち味を活かして才能を伸ばす指導・サポートを心がけています。

技能の継承と発展の原点は
「モノづくりに対する姿勢」

当社では、最小重量数100gから最大重量3tまでの鍛造を行っていますが、製品の大小にかかわらず鍛造の基本でもある「鍛造三悪」(①異材混入 ②オーバーヒート ③鍛造キズ)の発生がないよう徹底しています。

例えば、キズはどんなに気をつけていても製造工程で起こりやすい不具合のひとつですが、後々の重大事故にもつながりかねません。これを防止するために、技能に磨きをかけること以上に、「モノづくりに対する姿勢」を繰り返し伝えていくことが一番の原点と考えています。

その上で大切にしているのは、一人ひとりがチャレンジできる機会を増やし、自主性を育てることです。製造部では「製品づくりや会社に貢献できることは何か」を常に考えて意見やアイデアを提案し、現場の改善や技術の開発に積極的に取り組んでいます。

Contact

ご質問やご相談を承ります。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

TEL:072-922-7165
メールでのお問い合わせ

草川鉄工が選ばれる理由